fratto編集部

愛知県豊橋市発のコミュニティー&ライフスタイルマガジン「fratto」編集部の日々を綴るブログです
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コンテンツ、つづき


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残暑らしい残暑がないまま、9月が終わろうとしています。
雨がしとしと降っていて、空気がつめたい日です。
そろそろお鍋のおいしい季節ですねえー。


さてさて、vol.10の内容をもうすこし詳しくご紹介します。


……………………………………………………………………………………


青きモダニズムへの追想 [明治・大正・昭和初期の豊橋]

  かつて東海道の宿場町として栄えた豊橋は、
  明治期の近代化にともない、軍都・蚕都として躍進し、
  文明華やかなモダニズムの時代を迎えた。
  近隣でいち早くガス燈が灯り、駅には客を待つ人力車が並び、
  まちなかを将校たちが闊歩する一方、 
  女工たちは絹糸を手繰り、花街には粋な端唄や都都逸が響いた。

  そんな明治の面影を、いま街に見ることはできない。
  昭和20年6月、豊橋は延べ300機以上のB29に空襲され、
  市街地の7割以上を焼失してしまった。

  “昨日のない町”と称された戦災都市。
  しかし、影は遠ざかっても、その時代は確かにあったのだ。
  文豪が残した一篇のエッセイを糸口に、
  その鮮やかな筆致から立ちのぼる、懐かしい情景を辿れば、
  誰しも心に宿る、故郷の灯を見ることができるだろう。

 

 
●井上靖 エッセイ「旅情」 イラスト/板垣しゅん
  井上靖は幼い頃、祖母に連れられて、
  軍医だった父の赴任先である豊橋を訪れた。
  それは人生で初めての越境であり、
  幼心に人生の哀歓を知る旅だった。


●ベル・エポックの時代の故郷 豊橋が歩んだ“現代風”への道
  明治40年生まれの井上靖が、小学校に上がる前に見たという豊橋は、
  明治最晩年か、大正の初めのことだろう。
  自伝的小説「しろばんば」を紐解けば、
  その頃の豊橋はいかにも華やかな「大都会」として描かれている。
  封建社会の終焉から、近代化の黎明期へ。
  この時代、豊橋の町に何が起き、何を目指していいたのだろうか。
 

●愛知大学に残る軍都・豊橋の遺構
  文教都市・豊橋を代表する学校、愛知大学。
  キャンパスがあるのはかつての軍事施設だった―。
  緑豊かな敷地内に点在する木造建築物の数々、
  それらは近代から現代へ、揺れ動く時代の変遷を見つめてきた証人だ。


●東亜同文書院の時代と激動の日中近代史
  明治の香りを仄かに漂わせるクラシカルな大学記念館の一階に
  「東亜同文書院大学記念センター」と名付けられた展示室がある。
  ここには、1901年(明治34)から1945年(昭和20)まで
  中国・上海に存在した日本の教育機関、
  東亜同文書院にまつわる資料が展示されている。


●軍都の残照 豊橋に残る戦争遺跡/コラム 東田・小池遊廓
  歩兵第18連隊、第15師団など多くの部隊が置かれ“軍都”と呼ばれた豊橋。
  戦後64年を経た今なお、市内各地に軍事関係の遺構が点在する。
  町の片隅で行き続ける軍と戦争の時代の証人は、
  薄れていく記憶を、次の世代にも伝え続けてゆく。

●明治の偉人浪漫譚

 「食道楽」 村井弦斎
   明治期のベストセラー「食道楽」
   不世出の作家が残した“百年の提言”

 「世界一周の旅」 中村直吉
   世界一周無銭旅行を果たした
   初めてのニッポン人

 「近代花火の祖」 仙賀佐十
   大日本帝国憲法発布記念日に
   世の人々を魅了した名花火師

文房四宝

 「豊橋筆」
   書き手の心をよく写す、魂のこもった職人の手仕事
   切っ先には懸張が宿り、書き味は剛く滑らか
   伝統工芸・豊橋筆の真骨頂


 「オーテ万年筆」
   兵隊さんが胸にしまった、想いをつづる一本
   国産万年筆の草分けとなった吉野製作所

●古きよき時代を懐かしむ 豊橋のおやつ今昔
  若松園/大正軒/親友軒/ういろう餅昌
  入河屋/中原屋/かわいや

   井上靖が小説に描いた「若松園喫茶部」をはじめ、
   豊橋には百年以上の歴史を持つ御菓子匠がある。
   今よりももっと甘味が貴重だった時代から、
   まちの人々の心を甘くとかした銘菓の歴史。

●ひっそりとゆかしく 百年の刻を重ねた老舗料亭
   日本料理 みなと/割烹旅館 松米/すきやきの小林

●古道具の愉しみ
  何十年と人の手を渡ってきた道具には、ひとつとして同じものがない。
  人の暮らしに寄り添いながら、道具もまたそれぞれの歳の取り方をするからだ。
  それは、旅に例えられるのかもしれない。
  古道具を求める愉しみは、ただ目利きとして選ぶだけではなく、
  誰かの手許にあった、その歴史をひっくるめて受け取り、
  いつかまた知らない誰かの手に渡るまで、ひととき人生をともにする、
  そんな長きに渡る旅を、日常の片隅で、ふと感じられることにあるのだろう。

   ・目利きに聞く 「稀彩洞」
   ・見るのも買うのも楽しい 骨董さんぽ
     「五社いなり骨董市」「二川本陣の骨董市」「奥殿陣屋の骨董市」「普門寺の蚤の市」
   ・アンティークきもの 「みのや」
   ・浜松の骨董屋巡り
     「9 soku antiques」「Q's collection」「NK アンティークマーケット」「大吉」「蔵居夢」



特集の概要が、お分かりいただけたでしょうか?
まずは「旅情」をじっくりと読み、
明治の終わりの豊橋を想像していただければと思います。
知っているつもりで、意外に知らなかった豊橋を
ページのどこからか見つけていただけるとうれしいです。

個人的には、中村直吉さんが「こんな人、いたのかー!」とびっくりでした。

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